2月11日、アメリカのエンタメ雑誌『Variety』は映画『イザベラ』、『ドリーム・ホーム』、『出エジプト記』などの名作を手掛けた彭浩翔(パン・ホーチョン)監督が、武侠小説界の第一人者である金庸氏の小説『鹿鼎記』を元に映画製作すると報じた。

金庸、本名は査良鏞(1924-2018)。20世紀、世界中で多くの読者を抱える中国著名作家の一人として知られる。1955年に『新晩報』にて武侠小説『書剣恩仇録』の連載を開始し、1972年の『鹿鼎記』を最後に断筆するまで、約15作の武侠小説を世に送り出してきた。その中には代表作とも言える『射雕英雄伝』、『神雕侠侶』、『天龍八部』、『笑傲江湖』などがある。

金庸の作品はドラマや映画、漫画にゲームなど、多岐にわたるエンタメとして大衆に親しまれ愛されてきた。その中で金庸が最後に執筆された『鹿鼎記』は、ファンからは最高傑作との呼び声が高い作品だ。揚州の遊郭で生まれた少年・韋小宝の数奇な運命を描いた物語で、数々の映画やドラマがリメイクされ続けてきた人気作。

今回の映画化は約26年ぶりとなり、三作それぞれの製作費は8,000万ドル。2019年中旬より製作が開始され、第一部の上映は2012年を予定している。主演陣に関しては後日に詳細が公開されるという。


情報元:Berlin: Pang Ho-Cheung to Direct Louis Cha’s ‘Deer and Cauldron’ Mega Franchise